西日本を中心に寺院・納骨霊廟を「堅牢で雰囲気あるデザインで建築したい」を実現する総合企画事務所です

荘厳な構造美にて300年...1,000年

堂宮コラム

堂宮コラム一覧

              
寝かせる欅は意外と安価 (2012.06.20 更新)
この度、総欅(赤身)での楼門を設計する事になりました。 10年程前にも総欅(赤身)の山門を設計した事があり、 欅の購入は工務店に任せていましたので欅専門の銘木店での調達でした。 乾燥... 続きを見る
最後の1000年桧 (2012.06.12 更新)
樹齢1000年の桧といえば奈良の薬師寺で使用された台湾桧が有名です。 西岡棟梁は「1000年以上の耐久ある寺院を造るには樹齢1000年以上の桧でなければ」 との思いで台湾桧を使用されました... 続きを見る
揺れる鐘楼と揺れない鐘楼 (2012.05.29 更新)
瓦葺師から「あの鐘楼は屋根に乗ると揺れる」と聞く事があります。 鐘楼には壁や筋交がないので、枘(ほぞ)の作り方を間違えれば揺れる鐘楼となります。 柱頭の両側に設けた木鼻と虹... 続きを見る
中国の堂宮大工2 (2012.05.23 更新)
中国河南省の省都鄭州で、日本の寺院建築を専門に取り組んでいる堂宮大工の住友棟梁に会って来ました。 残念ながら、切込加工中の寺院はありませんでしたが、 事務所で今までに施工した寺... 続きを見る
黄金比と古典建築の木割 (2012.05.01 更新)
欧州の美しい文化的建造物や絵画の構図には、 黄金比(1対1.618)が多用されています。 この黄金比に似た比率が日本の古典建築の木割にも数多く用いられています。 例えば、斗組は幅1に対し... 続きを見る