西日本を中心に寺院・納骨霊廟を「堅牢で雰囲気あるデザインで建築したい」を実現する総合企画事務所です

荘厳な構造美にて300年...1,000年

お客様の声

商売っ気の無い岡田社長の人間性に安心して設計をお任せしました

長岸寺

  • 本堂 外観 本堂 外観
  • 庫裡 外観 庫裡 外観
  • 長岸寺 外観 長岸寺 外観
建築物
本堂、庫裡・会館
所在地
福岡県遠賀郡
構造・規模
本堂:木造平屋建
庫裡・会館:木造2階建

明治24年に遠賀川が決壊して、住民の方々が本堂に逃げ込むということがありました。その時、本堂が傾き、阿弥陀様が身代わりに流されしまいました。当時のご門徒の方々の手で再建していただきましたが、基礎が不十分だったためか、当時のダメージの影響と100年という年月からくる老朽化が目にあまるようになってきました。そうした流れで本堂の建て直しを考えるようになり、平成2年に、頑丈な設計をお願い出来る設計士さんを探して堂宮さんと出会いました。

設計士を探すにあたり、親交の深い極楽寺(宮若市)の和尚さんに相談したところ、「仲の良い方がいますよ」と、岡田社長を紹介していただきました。当時、同じお寺を専門にされている設計会社が他にも2つ候補に挙がったのですが、岡田社長の極めて真面目で、したたかさの無い人柄と、何より、私たちの気持ちを反映したデザインを見て、建設委員会の全員が堂宮さんを気に入りました。また、商売っ気の無い岡田社長の人間性に、安心して設計を任せられると感じました。

堂宮さんは特にデザインが優れており、仕事にもスキが無いですね。一度ご覧になると分かりますが、物置などの人目につきにくい部分にも彫刻が省かれていません。お寺は、宗教施設ですから、頑丈さは勿論なのですが、人に感銘を与える綺麗さが必要なのです。

それゆえに、建屋のハリやケタにのみ、シロアリに強いヒバを使いましたが、あとは頑丈さと美しさを兼ね備えたチーク材に統一することを薦められました。始めは外材にチークを使用するのに抵抗があったのですが、チーク材の良さを教えていただいて採用したことで、結果的に良かったと思っています。この設計に岡田さんは、かなりの力を注がれましたね。

基礎も、1千トンに耐えられるようにしっかり杭を打っていただきました。岡田社長は、お寺の事情を察した設計をされますから、工事を任せる業者向けの見積りではなく、あくまで施主向けの見積りを作られます。こうした地道な仕事ぶりの積み重ねのおかげで、平成6年の4月には、非常に満足いく落慶式を迎えることができました。

平成17年の西方沖地震のとき、本堂は揺れこそしましたが、瓦一枚落ちることも無く、ビクともしませんでした。頑丈さは申し分ありません。その実績があって、7年後には庫裏の建替えをお願いすることになりました。

社長自ら説明していただいたので、安心して依頼できました

専称寺

  • 本堂 外観 本堂 外観
  • 本堂 外観 本堂 外観
  • 本堂 外観 本堂 外観
建築物
本堂、会館
所在地
島根県浜田市
構造・規模
本堂:木造平屋建
会館:木造平屋建

以前から本堂をきれいにしたいと考えていましたが、修復か再建のどちらが良いのか、予算が合うかどうかと悩んでいました。近隣のお寺に相談したところ、そちらで以前再建を依頼したTOKYO堂宮さんを紹介していただきました。

岡田社長自ら総代の方にも丁寧に説明していただいたので、皆納得した上で安心して依頼することができました。

心配だった予算も、こちらの要望を聞いた上で、よりよい提案をしていただけたので、満足いくものとなりました。

寺院側と堂宮さんとでとことん相談し合い、堂宮さんには理想の本堂を建立していただきました。堂宮さんに依頼して本当に良かったです。

優雅なデザイン・柔軟な現場対応

建立寺

  • 会館・納骨霊廟 外観 会館・納骨霊廟 外観
建築物
本堂修復、会館・納骨堂
所在地
福岡県福岡市
構造・規模
会館・納骨霊廟
鉄筋コンクリート造 3階建

古くなった納骨堂と本堂の改修を考えていた丁度その頃、平成17年3月の福岡県西方沖地震の影響で、壁などの一部が崩れてしまい、改修工事を急がなければということになりました。更にその後の余震で、大事な親鸞聖人のお飾りが落ちてしまい、改修への緊急性が一層高まっていました。いろいろな方からご心配をしていただきながら、ご紹介していただいた設計事務所で候補に上がった2社の内の1社が「TOKYO堂宮」さんでした。

当時、改修工事のための委員会を立ち上げておりまして、その中での決定事項が、寺社仏閣に慣れておられる設計事務所さんでなければいけないということでした。役員会では、堂宮さんからご提案いただいたデザインを吟味に吟味を重ね検討した結果、工事をお願いすることにしました。

依頼する決め手となったのは、まず、空間の遊びを活かした優雅なデザインを提案していただいたことですね。いわゆる画一的では無いといいましょうか、枠にはまったものではなく、空間を大事にされたデザインが素晴らしかったです。次に、工事に入ってからの現場の仕切りが、とても評判が良かったといことです。これは、興信所を使って、仕事ぶりを調べさせていただきました。

当時の全工程の費用が5億円弱だったのに対し、お寺の全資金1千万しかありませんでした。その昔の改修工事は、地元の名士と言われるご門徒さんからのご寄付で賄っていたと聞きますが、今では、そのようなわけにも行かず、資金繰りのアドバイスまでしていただけて、本当に助かりました。例えば、ご門徒さんへのご寄付の呼び掛け方や、具体的な言葉は言い回しなど、いろんなお寺の事例を紹介していただきながらアドバイスをしていただきましたのでかなり助かりましたね。

また、実際の工事が進むにつれて、実用性の部分を考えると、当所のデザインから変更しなければいけない事態になったりしました。 でも、その都度解決していただきました。

実際に生活をして感じることは、あかりの取り方が非常に良いということです。日の光を取り込んだ“あかり取り”は、素人には分からないだけに、窓の位置や高さ、大きさなどは、実に的確で、天気の良い日は、電燈が要らないくらいです。改修前と同じ寸法の玄関も、お客様から大きくなったねと言われます。

こうした満足いく施工が2年という早さで進んだ要因も、私どもが以前からお付合いのある工務店を勧めていただいたからだと思います。