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堂宮コラム

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巨大な盆栽2016.11.28

 

久留米市三潴町は松や槇の木等を路地に植え、長年に渡って手入れを行ない

庭木として出荷する日本で数少ない植木の産地です。

一時は日本中に出荷していましたが、住宅の洋風化に伴い和風の庭を造る家が減少し、

その需要が減ってしまいました。

しかし昨年から巨大な盆栽らしきものが見られるようになり、

不思議に思い生産者に尋ねたところ、海外向けの物との事でした。

庭木造りの若い職人たちが先細る国内需要を危惧し、海外へ販路を広げているそうです。

植木は地面から隔離して2年間消毒し、植物防疫所での検疫やその他厳しい条件を経て、

海外へ出荷できる様になります。

日本の伝統的な庭造りが海外で広がりを見せ、数か国への出荷が予定されているとの事です。